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2013年6月17日 昨日公開した「北欧ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。 その後「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。 「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月18日)。 スペイン語・ポルトガル語のミステリについては、「中南米ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index イタリア(1)1940年代~50年代の邦訳 (2)1970年代の邦訳 (3)1980年代の邦訳 (4)1990年代の邦訳 (5)2000年以降の邦訳 スペイン(1)戦前の邦訳 (2)1980年代の邦訳 (3)1990年代以降の邦訳 ポルトガル ギリシャ イタリア 日本での邦訳紹介の順に並べている。以下の「1940年代~50年代」、「1970年代」などの区分は作品発表時期による区分ではないことにご注意ください。 (1)1940年代~50年代の邦訳 エツィオ・デリコ(Ezio D Errico、1892-1972)『悪魔を見た処女』(江杉寛[渡辺芳夫]訳、未来社 《世界傑作探偵小説集》、1946年11月)雑誌再録『悪魔を見た処女』(『別冊宝石』71号[世界探偵小説全集27]、1957年10月) 雑誌『中学時代二年生』付録 中二ライブラリー『悪魔を見た少女』(原作:デリコ、文:白木茂)(旺文社の雑誌『中学時代二年生』1963年9月号の付録小冊子) マリオ・ソルダーティ(Mario Soldati、1906-1999)中編「窓」(飯島正訳)(東京創元社《現代推理小説全集》第14巻『牝狼・窓』、1957年、この本での表記は「マリオ・ソルダアティ」) 『中学時代二年生』付録のデリコ『悪魔を見た少女』は現物未見。おそらくは邦訳の『悪魔を見た処女』をリライトしたものだろう。 マリオ・ソルダーティ「窓」についての訳者の飯島正の見解→「「窓」はもちろん本格的な推理小説ではないし、本当は推理小説というレッテルは冠することが無理かも知れない。しかしだんだん秘密をときほごして行くうまさや、どうなるかとおもわせるサスペンスは、推理小説とは別の意味で、これはまことに貴重なものだとおもう。」「たとえ諸君がコチコチの本格推理小説のファンであっても、その親類つづきにこういうおもしろい小説があるということは、知っておいても損のないことだとぼくは信じる。」(巻末解説より) 「窓」と同時収録の『牝狼』はフランスのボアロー&ナルスジャックの作品。マリオ・ソルダーティの邦訳はほかに長編『偽られた抱擁』(清水三郎治訳、講談社、1959年)と短編「雪の上の足跡」(大久保昭男訳、『現代イタリア短編選集』白水社、1972年)がある。『偽られた抱擁』は訳者あとがきによれば「奇異な環境と複雑な事件を巧みにおりまぜながら、主人公ハリー青年と妻ジェーンの心理を微妙に、しかもリアルに描いて罪の観念を鋭く追及」した作品だそうだが、未読なのでミステリと呼べる作品なのかは分からない。「雪の上の足跡」はミステリではない。 (2)1970年代の邦訳 ルドヴィコ・デンティーチェ(Ludovico Dentice、1925- ??)『夜の刑事』(千種堅訳、ハヤカワ・ミステリ1110、1970年5月) カルロ・エミーリオ・ガッダ(Carlo Emilio Gadda、1893-1973)『メルラーナ街の怖るべき混乱』(千種堅訳、早川書房『現代イタリアの文学』第1巻に収録、1970年、著者名表記「カルロ・エミリオ・ガッダ」)新訳『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』(千種堅訳、水声社、2011年12月、著者名表記「カルロ・エミーリオ・ガッダ」) ジョルジョ・シェルバネンコ(Giorgio Scerbanenco、1911-1969)『裏切者』(千種堅訳、『世界ミステリ全集』第12巻[早川書房、1972年]に収録) - 1968年フランス推理小説大賞 カルロ・フルッテロ(Carlo Fruttero、1926-2012)&フランコ・ルチェンティーニ(Franco Lucentini、1920-2002)『日曜日の女』【上下巻】(千種堅訳、河出書房新社、1973年) - 「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)」に選出されている レオナルド・シャーシャ(Leonardo Sciascia、1921-1989)『権力の朝』(千種堅訳、新潮社、1976年) 『マヨラナの失踪 消えた若き天才物理学者の謎』(千種堅訳、出帆社、1976年) - 実在の物理学者の失踪事件を元にした小説 『真昼のふくろう』(竹山博英訳、朝日新聞社、1987年4月) - 「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)」に選出されている 『ちいさなマフィアの話』(武谷なおみ訳、白水社、1994年11月) - 長編2編収録(『ちいさなマフィアの話』、『人それぞれに』) 短編「マフィア・ウェスタン」(千種堅訳)(ジェローム・チャーリン編『ニュー・ミステリ ジャンルを越えた世界の作家42人』早川書房、1995年10月、この本での表記は「レオナルド・シャッシャ」) ジョルジョ・シェルバネンコはイタリア国産ミステリの父とされる人物。その名は現在、イタリアの公募ミステリ賞の名称にもなっている。レオナルド・シャーシャは1989年に、フルッテロ&ルチェンティーニは1994年にイタリアのレイモンド・チャンドラー賞を受賞している(イタリアのミステリ祭でミステリ作家の生涯の功績に対して贈られる賞)。レオナルド・シャーシャの邦訳はほかに、イタリアの元首相アルド・モーロの誘拐殺害事件の真相を追った『モロ事件 テロと国家』(千種堅訳、新潮社、1979年4月)がある。 ガッダの『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』はミステリとしては破格だが、イタリアでは「偉大なジャッロ(ミステリ)」と呼ばれているという。ガッダはほかにも非ミステリ作品の邦訳あり。 (3)1980年代の邦訳 L・G・ブッファリーニ(ルイージ・グィーディ・ブッファリーニ)(Luigi Guidi Buffarini)『〈吸血鬼(ピオヴラ)〉の影』(大久保昭男訳、角川文庫、1985年5月) マルコ・パルマ(Marco Parma、1940- )『ドレスの下はからっぽ』(千種堅訳、集英社文庫、1985年8月) ロリアーノ・マッキアヴェッリ(Loriano Macchiavelli、1934- )『『バラの名前』後日譚』(谷口勇、ジョヴァンニ・ピアッザ訳、而立書房、1989年6月) - 『薔薇の名前』を踏まえた作品だが、『薔薇の名前』よりも先に邦訳された ジェズアルド・ブファリーノ(Gesualdo Bufalino、1920-1996)『その夜の嘘』(千種堅訳、早川書房、1989年7月) (4)1990年代の邦訳 ウンベルト・エーコ(Umberto Eco、1932- 、Wikipedia)『薔薇の名前』【上下巻】(河島英昭訳、東京創元社、1990年1月) - 1984年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞最優秀長編賞ノミネートほかに小説では 『フーコーの振り子』、『前日島』、『バウドリーノ』が邦訳されている P・フェラーリ(ピヌッチャ・フェラーリ)(Pinuccia Ferrari、1943- )&S・ジャチーニ(ステファーノ・ジャチーニ)(Stefano Jacini、1939- )『ミラノ殺人事件』(武田秀一訳、扶桑社ミステリー、1990年11月) レナート・オリヴィエリ(Renato Olivieri、1925-2013)『呪われた祝日』(伊知地小枝訳、近代文芸社、1995年1月) 『コドラ事件』(伊知地小枝訳、近代文芸社、1995年6月) パオロ・マウレンシグ(Paolo Maurensig、1943- )『復讐のディフェンス』(鈴木昭裕訳、白水社、1995年1月) 『狂った旋律』(大久保昭男訳、草思社、1998年12月) アンドレア・カミッレーリ(Andrea Camilleri、1925- )『モンタルバーノ警部 悲しきバイオリン』(千種堅訳、ハルキ文庫、1999年12月) - 邦訳はこちらが先だが、発表順&時系列順に従って先に『おやつ泥棒』を読むことをお勧めする 『おやつ泥棒 モンタルバーノ警部』(千種堅訳、ハルキ文庫、2000年7月) 短編「モンタルバーノ刑事の元日」(大條成昭訳、『ミステリマガジン』1999年3月号) 「芸術家肌」(大條成昭訳、『ミステリマガジン』1999年10月号) 「ふたりのモンタルバーノ」(大條成昭訳、『ミステリマガジン』2001年2月号) 「匿名の手紙」(北代美和子訳、『ジャーロ』3号[2001年春号]) 「略号」(北代美和子訳、『ジャーロ』3号[2001年春号]) アンドレア・カミッレーリは2012年の英国推理作家協会(CWA)インターナショナル・ダガー賞(最優秀翻訳ミステリ賞)受賞者。それ以前にも同賞に4度ノミネートされている。また、2011年にはイタリアのレイモンド・チャンドラー賞を受賞した。 この時期に邦訳された作品では、ダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini、1936- )の『声』(大久保昭男訳、中央公論社、1996年)、アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi、1943-2012)の『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』(草皆伸子訳、白水社、1999年)もミステリ仕立ての作品だとのこと。 (5)2000年以降の邦訳 ※ミステリの周辺領域の作品も一部含みます ニコロ・アンマニーティ(Niccolò Ammaniti、1966- )『ぼくは怖くない』(荒瀬ゆみこ訳、ハヤカワepi文庫、2002年12月)ほかの邦訳に『孤独な天使たち』(中山エツコ訳、河出書房新社、2013年2月、著者名表記「ニッコロ・アンマニーティ」) マルチェロ・フォイス(Marcello Fois、1960- )『弁護士はぶらりと推理する』(草皆伸子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2004年1月)中編(短めの長編)2編収録(『いかなるときでも心地よきもの』、『空から降る血』) - 『いかなるときでも心地よきもの』 1998年シェルバネンコ・ミステリ大賞受賞、2003年英国推理作家協会(CWA)エリス・ピーターズ賞ノミネート ジュゼッペ・ジェンナ(Giuseppe Genna、1969- )『イスマエルの名のもとに』(荒瀬ゆみこ訳、角川書店、2004年6月) カルロ・ルカレッリ(Carlo Lucarelli、1960- )デルーカの事件簿1『白紙委任状』(菅谷誠訳、柏艪舎、2005年1月) デルーカの事件簿2『混濁の夏』(菅谷誠訳、柏艪舎、2005年3月) デルーカの事件簿3『オーケ通り』(菅谷誠訳、柏艪舎、2005年5月) - 1996年シェルバネンコ・ミステリ大賞 ジュゼッペ・ペデリアーリ(Giuseppe Pederiali、1937- )『霧に消えた約束』(関口英子訳、二見文庫、2005年4月)ほかに児童書『ぼく、ママのおなかにいたいの…』の邦訳あり アレッサンドロ・ペリッシノット(Alessandro Perissinotto、1964- )『8017列車』(菅谷誠訳、柏艪舎、2005年9月) 『僕の検事へ 逃亡殺人犯と女性検事の40通のメール』(中村浩子訳、講談社、2007年6月) ジャンリーコ・カロフィーリオ(Gianrico Carofiglio、1961- )『無意識の証人』(石橋典子訳、文春文庫、2005年12月) 『眼を閉じて』(石橋典子訳、文春文庫、2007年2月) マリオ・スペッツィ(Mario Spezi、1945- )『連続殺人「赤い死神」』(仲西えり訳、扶桑社ミステリー、2007年2月)ほかにジャーナリストの島村菜津との共著のノンフィクション『フィレンツェ連続殺人』(新潮社、1994年10月)が出版されている ジョルジョ・ファレッティ(Giorgio Faletti、1950-2014)『僕は、殺す』【上下巻】(中田文、村上圭輔訳、文春文庫、2007年4月) ルカ・ディ・フルヴィオ(Luca Di Fulvio、1957- )『ディオニュソスの階段』【上下巻】(飯田亮介訳、ハヤカワ文庫NV、2007年9月) - 2007年『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10「作家が選んだベスト10」第10位(2007年11月号) ディエゴ・マラーニ(Diego Marani、1959- )『通訳』(橋本勝雄訳、東京創元社、2007年11月) ジュリオ・レオーニ(Giulio Leoni、1951- )『未完のモザイク』(鈴木恵訳、二見文庫、2009年2月) エンリコ・ソリト(Enrico Solito、1954- )『シャーロック・ホームズ 七つの挑戦』(天野泰明訳、国書刊行会、2009年9月) シルヴァーノ・アゴスティ(Silvano Agosti、1938- )『罪のスガタ』(野村雅夫訳、シーライトパブリッシング、2009年11月)ほかの邦訳に『1日3時間しか働かない国』(マガジンハウス)、『見えないものたちの踊り』(シーライトパブリッシング ※オンデマンド出版)がある アンドレア・ヴィターリ(Andrea Vitali、1956- )『オリーブも含めて』(久保耕司訳、シーライトパブリッシング、2011年8月) 『レモンの記憶』(久保耕司訳、シーライトパブリッシング、2012年4月)※オンデマンド出版ほかの邦訳に『ブティックの女』(久保耕司訳、シーライトパブリッシング、2011年10月、オンデマンド出版)がある ドナート・カッリージ(Donato Carrisi、1973- )『六人目の少女』(清水由貴子訳、ハヤカワ・ミステリ、2013年1月) - フランス国鉄ミステリ大賞ヨーロッパ部門など受賞 『ローマで消えた女たち』(清水由貴子訳、ハヤカワ・ミステリ、2014年6月) ルーサー・ブリセット(Luther Blissett)『Q』【上下巻】(さとうななこ訳、東京創元社、2014年4月) ◆短編のみ邦訳 ラーウラ・グリマルディ(Laura Grimaldi、1928-2012)「父親と娘」(千種堅訳)(ジェローム・チャーリン編『ニュー・ミステリ ジャンルを越えた世界の作家42人』早川書房、1995年10月) カルメン・アイレーラ(Carmen Iarrera、1950- )「助け」(『ミステリマガジン』1999年3月号) 『ニュー・ミステリ ジャンルを越えた世界の作家42人』にはほかにイタリアの作品ではレオナルド・シャーシャの「マフィア・ウェスタン」、イタロ・カルヴィーノの「都市と死者」が収録されている(どれも数ページの掌編)。 ◆未刊に終わったイタリア古典探偵小説 未来社の《世界傑作探偵小説集》ではエツィオ・デリコの『悪魔を見た処女』(江杉寛[渡辺芳夫]訳、1946年11月)のほか、ジョルジョ・シェルバネンコの『盲目の人形』(La bambola cieca)も出版される予定だったがこれは未刊に終わった。 また、全30巻のラインナップが予告された1947年創刊の《現代欧米探偵小説傑作選集》(オリエント書房)ではイタリア・ミステリが8冊入っていたが、この叢書は第1巻のカルロ・アンダーセン(デンマーク)『遺書の誓い』(遺書の誓ひ)(吉良運平[渡辺芳夫]訳、1947年1月)のみで中絶してしまった。未刊に終わったイタリア・ミステリの8冊は以下の通り。(全30巻の予告ラインナップはこちら) エツィオ・デリコ第9巻『動物園殺人事件』(Plenilunio allo Zoo)(1939) - 『ROM』135号(2010年10月31日)にROM氏によるレビュー掲載 第13巻『犯人なき殺人』(L affare Jefferson)(1940) 第14巻『モレル家の秘密』(La famiglia Morel)(1938) ジョルジョ・シェルバネンコ第26巻『ルシアナ失踪』(L antro dei filosofi)(1942) 第29巻『六日目の脅迫』(Sei giorni di preavviso)(1940)2冊とも警察職員アーサー・ジェリング・シリーズ。「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編」参照。 アウグスト・デ・アンジェリス(Augusto De Angelis、1888-1944)第6巻『宿命のC』(Il do tragico)(1937) - 『ROM』135号(2010年10月31日)につずみ綾氏によるレビュー掲載 第12巻『チネチッタ撮影所の怪事件』(Il mistero di Cinecittà)(1941) - 『ROM』135号(2010年10月31日)にROM氏によるレビュー掲載 第23巻『三つの蘭花』(Il mistero delle tre orchidee)(1942) - 『ROM』135号(2010年10月31日)につずみ綾氏によるレビュー掲載 スペイン (1)戦前の邦訳 ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン(Pedro Antonio de Alarcón、1833-1891)短編「釘」『世界短篇小説大系 探偵家庭小説篇』近代社、1926年、谷口武訳 博文館 世界探偵小説全集第1巻『古典探偵小説集』、1930年、訳者不明 ← 当サイトで全文公開中 スペインのミステリ史を扱ったパトリシア・ハート(Patricia Hart)の『The Spanish Sleuth The Detective in Spanish Fiction』(1987年)によれば、スペイン最初の探偵小説はペドロ・アントニオ・デ・アラルコンが1853年に発表した「釘」(原題 El clavo)だとするのが通説だという(ポーの「モルグ街の殺人」は1841年発表)。 ほかに、邦訳のある長編『醜聞』(1875年)も探偵小説的手法を使った作品だそうだ。岩波文庫版(高橋正武訳、上巻1952年12月、下巻1953年2月)の訳者あとがきから引用する。 そして、いくぶん探偵小説的な手法を使い――ごく初期の『釘』 El Clavo, 1855 など、短篇のうちで出色のひとつと思いますが、これなんかにも同様な手法が見うけられます――、多少のメロドラマティズムがなくはありませんが、全体の構成を単純に見せながら、実はモザイク的に複雑な事件を組みあわせて、これを自然に展開し、激しい場面をつぎつぎと連続させていきます。 引用中では「釘」の初出が1855年となっているが、岩波文庫版『醜聞』下巻に収録された「ペドロ・デ・アラルコン略年譜」では1853年の作品とされているので、ここで1855年となっているのは誤植だろう。ペドロ・アントニオ・デ・アラルコンは「釘」や『醜聞』以外にも邦訳が何作品かある。『新青年』1928年新春増刊号(9巻3号)掲載の短編「二種の栄光」はルーベンスを扱った宗教的小話で探偵小説ではない。その他の邦訳作品の中に探偵小説(的な作品)があるかどうかは未調査。 では、イタリア最初の探偵小説はなんなのだろうか。ネット上をざっと見てみると、以前はエミリオ・デ・マルキ(Emilio De Marchi、1851-1901)の1887年の作品『司祭の帽子』(Il cappello del prete)がそうだとみなされていたようだが、ミステリ作家のマッシモ・シヴィエロ(Massimo Siviero、1942- )は、フランチェスコ・マストリアーニ(Francesco Mastriani、1819-1891)の1852年の作品『私の死体』(Il mio cadavere)こそがイタリア最初の探偵小説だという説を提出したらしい。こちらの説が一般にどれほど受け入れられているのかは分からない。 (2)1980年代の邦訳 ガルシア・パボン(García Pavón、1919-1989)『雨の七日間』(中平紀子、高井清仁訳、西和書林、1984年5月) マヌエル・バスケス・モンタルバン(Manuel Vázquez Montalbán、1939-2003)《私立探偵カルバイヨ》シリーズ『楽園を求めた男』(田部武光訳、創元推理文庫、1985年8月) - 1981年フランス推理小説大賞、1992年スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞 『中央委員会殺人事件』(柴田純子訳、西和書林、1985年11月、著者名表記「マヌエル・バースケス・モンタルバン」) - 1986年ドイツ・ミステリ大賞第3位 『死の谷を歩む男』(田部武光訳、創元推理文庫、1986年4月) 長編の一部分のみ翻訳「刺青(いれずみ)」(市川秋子訳、『ジャーロ』8号[2002年夏号]) ガルシア・パボンはほかに非ミステリの短編「透明の世界」(東谷穎人編訳『笑いの騎士団 スペイン・ユーモア文学傑作選』、白水社、1996年7月)が日本語で読める。マヌエル・バスケス・モンタルバンの邦訳はほかに短編「少年と犬」(芹沢恵訳)(ジェローム・チャーリン編『ニュー・ミステリ ジャンルを越えた世界の作家42人』早川書房、1995年10月)がある。 ガルシア・パボンの出身地であるトメジョーソ市(Tomelloso)はガルシア・パボンの名を冠した長編ミステリの公募賞「ガルシア・パボン賞」を主催している。毎年7月に受賞作が発表され、10月に出版される。 バルセロナのミステリ祭《BCNegra》では2006年から、モンタルバンの生んだ私立探偵の名を冠した「ペペ・カルバイヨ賞」が毎年授与されている。国内外のミステリ作家の生涯の業績に対して贈られるもので、日本で知られた作家ではヘニング・マンケルやP・D・ジェイムズ、マイクル・コナリー、イアン・ランキンらが受賞。今年(2013年)の受賞者はスウェーデンのマイ・シューヴァル。スペインの作家ではフランシスコ・ゴンサレス・レデスマとアンドレウ・マルティンが受賞しているが、2人とも邦訳がない。 (3)1990年代以降の邦訳 ※ミステリの周辺領域の作品も一部含みます アルトゥーロ・ペレス・レベルテ(Arturo Pérez-Reverte、1951- )『フランドルの呪画(のろいえ)』(佐宗鈴夫訳、集英社、1995年10月 / 集英社文庫、2001年5月) - 1993年フランス推理小説大賞 『呪(のろい)のデュマ倶楽部』(大熊栄訳、集英社、1996年11月) - 映画化に合わせて『ナインスゲート』に改題して文庫化(集英社文庫、2000年4月) - 1995年デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞(国内外最優秀長編賞)、1999年フィンランド・ミステリ協会外国推理作家賞 『サンタ・クルスの真珠』(佐宗鈴夫訳、集英社、2002年10月) 『ジブラルタルの女王』【上下巻】(喜須海理子訳、二見文庫、2007年8月) 『戦場の画家』(木村裕美訳、集英社文庫、2009年2月)ほかに少年向け歴史小説シリーズ《アラトリステ》の邦訳もある(《アラトリステ》邦訳版公式サイト) ハビエル・マリアス(Javier Marías、1951- )『白い心臓』(有本紀明訳、講談社、2001年10月) ホセ・カルロス・ソモサ(José Carlos Somoza、1959- )『イデアの洞窟』(風間賢二訳、文藝春秋、2004年7月) - 2002年英国推理作家協会(CWA)ゴールドダガー賞(最優秀長編賞)、2005本格ミステリ・ベスト10第7位 『Zig Zag(ジグザグ)』(宮崎真紀、山田美明訳、エンターブレイン、2007年11月、著者名表記「ホセ・カルロス・ソモザ」) フリア・ナバロ(Julia Navarro、1953- )『聖骸布血盟』(白川貴子訳、ランダムハウス講談社、2005年9月) フアン・ボニージャ(Juan Bonilla、1966- )『パズルの迷宮』(碇順治 監訳、沢村凛、ITT訳、朝日出版社、2005年11月) カルロス・ルイス・サフォン(Carlos Ruiz Zafón、1964- )『風の影』【上下巻】(木村裕美訳、集英社文庫、2006年7月) - 『このミステリーがすごい!』2007年版 第4位 『天使のゲーム』【上下巻】(木村裕美訳、集英社文庫、2012年7月) - 『このミステリーがすごい!』2013年版 第9位 サンティアーゴ・パハーレス(Santiago Pajares、1979- )『螺旋』(木村榮一訳、ヴィレッジブックス、2010年2月) 『キャンバス』(木村榮一訳、ヴィレッジブックス、2011年12月) イルデフォンソ・ファルコネス(Ildefonso Falcones、1959- )『海のカテドラル』(木村裕美訳、RHブックス・プラス、武田ランダムハウスジャパン、2010年5月) エステバン・マルティン(Esteban Martín、1956- )&アンドレウ・カランサ(Andreu Carranza、1957- )『ガウディの鍵』(木村裕美訳、集英社文庫、2013年10月) トニ・ヒル(Toni Hill、1966- )『壊れた玩具たちの夏』(宮崎真紀訳、集英社文庫、2014年9月◆予定) 関連書籍 スペインのSF小説、フェリクス・J・パルマ『時の地図』【上下巻】(宮崎真紀訳、ハヤカワ文庫NV、2010年10月)は『IN☆POCKET』2011年11月号の「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で第7位。続編の『宙(そら)の地図』【上下巻】(宮崎真紀訳、ハヤカワ文庫NV、2012年11月)も刊行されている。 フランシスコ・アヤラ『仔羊の頭』(松本健二、丸田千花子訳、現代企画室、2011年3月)に収録の短編「言伝(メンサヘ)」はミステリの手法を使った作品だという(参照:逢坂剛による書評「スペイン内戦の悲惨 鋭く描く」朝日新聞2011年5月29日)。 スペインの非スペイン語ミステリ スペインではいわゆる「スペイン語」だけが使用されているわけではない。スペイン語(カスティーリャ語)はスペイン全域の公用語となっているが、それ以外にも、スペイン語によく似た言語であるカタルーニャ語とガリシア語、そしてスペイン語とはまったく系統の異なる言語であるバスク語などが地方の公用語となっている。そして地方公用語であるカタルーニャ語やガリシア語でもミステリが書かれている(バスク語で書かれたミステリもおそらくあるだろう)。 カタルーニャ語で書くミステリ作家の作品の邦訳は、マリア・アントニア・オリベール(Maria Antònia Oliver、1946- )の短編「どこにいるの、モニカ」(サラ・パレツキー編『ウーマンズ・アイ』下巻、ハヤカワ・ミステリ文庫、1992年9月)がある。この邦訳書での著者名表記はマリア・アントニア・オリヴァー。 ポルトガル ルイス・ミゲル・ローシャ(Luís Miguel Rocha、1976- )『P2』【上下巻】(木村裕美訳、新潮文庫、2010年6月) 『P2』は、「『ダ・ヴィンチ・コード』をも凌ぐ迫力。ヴァチカン、そしてフリーメーソンを侵蝕する闇の勢力。世界が震撼した歴史的大事件の真実を暴く!」という作品(新潮社公式サイト 書籍紹介ページより)。 また、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの『複製された男』(阿部孝次訳、彩流社、2012年10月)は、出版社の紹介文によれば「孤独な現代人の苦悩とアイデンティティの危機をミステリー仕立てで描いた」作品。 ギリシャ アンドニス・サマラキス(Αντώνης Σαμαράκης、1919-2003)『きず』(小池滋訳、筑摩書房 世界ロマン文庫18、1970年 / 改装版 筑摩書房 世界ロマン文庫3、1977年12月 / 創元推理文庫、1987年10月) 『きず』は1970年のフランス推理小説大賞(翻訳作品部門)受賞作。 ギリシャのミステリとしてはほかに、ソポクレスの『オイディプス王』を挙げてもいいかもしれない。紀元前の作品だが、この作品はミステリの源流と見られることもあり、フランスのミステリ叢書《セリ・ノワール》に収録されていたりもする。邦訳は岩波文庫(藤沢令夫訳)など。 更新履歴 2013年6月17日:イタリア最初の探偵小説についての記述を追加。ポルトガル、ジョゼ・サラマーゴ『複製された男』追加。 2013年6月23日:スペイン、ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン『醜聞』について追加。 2014年8月11日:スペイン、ハビエル・マリアス『白い心臓』(邦訳2001年10月)、イルデフォンソ・ファルコネス『海のカテドラル』(邦訳2010年5月)追加。 関連ページ 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧 北欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) フランスミステリベスト100 ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 イタリアイタリア推理小説略史 イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ スペイン・ポルトガルスペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史 スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 非英語圏ミステリ各種リスト
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2014年9月3日 ※作成中 Index トルコ イスラエル(1)ヘブライ語作家 (2)ヘブライ語/英語作家 レバノン エジプト アルジェリア トルコ オルハン・パムク『わたしの名は赤』【上下巻】(宮下遼訳、早川書房 ハヤカワepi文庫、2012年1月)旧訳:『わたしの名は紅(あか)』(和久井路子訳、藤原書店、2004年11月) 関連記事 トルコの古典探偵小説と現代ミステリ (Togetter) イスラエル (1)ヘブライ語作家 バチヤ・グール『精神分析ゲーム』(秋津信訳、イースト・プレス、1994年12月) 『教授たちの殺人ゲーム』(堀たほ子訳、イースト・プレス、1996年2月) シュラミット・ラピッド『「地の塩」殺人事件 女記者リジー・バドゥヒ』(母袋夏生訳、マガジンハウス、1997年9月) (2)ヘブライ語/英語作家 マイケル・バー=ゾウハーヘブライ語作品『過去からの狙撃者』 『二度死んだ男』 英語/ヘブライ語作品『エニグマ奇襲指令』 『パンドラ抹殺文書』 『ファントム謀略ルート』 『復讐のダブル・クロス』 『真冬に来たスパイ』 『無名戦士の神話』 『悪魔のスパイ』 『影の兄弟』 『ベルリン・コンスピラシー』 関連記事 A short history of crime fiction in Israel, Part I (Detectives Beyond Borders) A short history of crime fiction in Israel, Part 2 (Detectives Beyond Borders) レバノン エドワード・アタイヤ『細い線』(文村潤訳、ハヤカワ・ミステリ、1954年 / ハヤカワ・ミステリ文庫、1977年5月) ※英語作品 エジプト タウフィーク・アル・ハキーム(1898-1987)『田舎検事の手記』(堀内勝訳、アジア経済研究所《中東総合研究資料 no.2》、1975年) ※アラビア語作品 関連記事 アラビア語圏のミステリー小説! (Togetter) アルジェリア ヤスミナ・カドラ『テロル』(藤本優子訳、早川書房、2007年3月) ※フランス語作品 関連ページ 北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 非英語圏ミステリ各種リスト
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ミステリー缶 「ミステリー」という言葉に弱い人間心理を逆手にとった巧妙な罠。 いくら買っても「紅茶花伝ロイヤルミルクティー(COLD)」しか出てこない。そこがまた「ミステリー」。 冷え切った身体に更に追い討ちをかけられ、我らパーティは全滅の危機に瀕した。 売れ残り処分のために編み出した、店主の苦肉の策という噂もある。 一缶150円。 所在地:野沢温泉スキー場日影ゲレンデ「レストハウスSt.Anton(サンアントン)」入口内自販機
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fホワイトハウス.png)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fホワイトハウス2.png)ホワイトハウス【ほわいとはうす】 (城子、シラコ、シロコ) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ホワイトハウス.png)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ホワイトハウス小.png) 追加の将軍で、玉露リレー出身ではない。矛倉は大小二種類存在する。 属性は不明・不定で、ミサイル等近代・SF的な武装が施されている事がある。 将軍たちを独立組織として登場させる場合には住居として使われる。その場合ほぼマップチップ扱い。 人格をもって登場する場合は丁寧口調で喋る大人しいキャラづけがなされている事が多い。 なお、アメリカの某建築物とは関係ない。 関連キャラ 死の支配者:上司 アグネファイア:仲間 ブリザルド:仲間 ライスパーク:仲間 グリーンサイ:仲間 ブラックバイソン:仲間 セイントミルク:仲間 ラブチャーム:仲間 大和魂:仲間 武蔵漁船:仲間 オレンジミカン:仲間 クリアクリーン:仲間 カテゴリ:玉露軍
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2010年10月15日作成 最終更新:2010年10月15日(未完成) 各板でローカルルール策定へ ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 ローカルルールの変遷2000年2月8日 2010年10月現在 各板でローカルルール策定へ 2ちゃんねるで、それぞれの板にローカルルールを設置するという慣習がいつから始まったのかは未調査。 ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 我孫子武丸の『殺戮にいたる病』のネタバレをきっかけに、ローカルルールが策定された。 「ネタバレ」は2ちゃんねるでは削除依頼をしても通常は削除対象にならないため、ローカルルールを策定することで、ネタバレ書き込みに対して「ローカルルール違反のため削除依頼」という対処が可能になった。 ミステリ板削除依頼 (18) (削除依頼板) ↑我孫子武丸『殺戮にいたる病』のネタバレがあります。未読の方は、リンクを開かないようにしてください 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 00 12 ID A0knHsfA ミステリ板用の削除依頼スレ、見当たらないのでココに立てます。 5 名前: ”任意”さんの声 投稿日: 2001/02/01(木) 00 56 ID Eco3ls4M 映画板の様にローカルルールを設定しないと削除対象にならないのでは? http //cocoa.2ch.net/movie/index2.html 【映画板のローカルルールを考える】 http //cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie key=../dat2/979647083 6 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 03 ID A0knHsfA 検討中でした。他ではもうやってたんですね… 向こう(ミステリ板)にスレ建てて意見集めます。 ありがとうございました。 ミステリー板のローカルルール (663) (ミステリー板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 07 策定いたしませんか? ご意見お寄せください。 きっかけとなったのはこちら >http //teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=saku key=980953931 ls=50 【ミスwiki注:上記の「ミステリ板削除依頼」のアドレス。ネタバレあり】 です。参考までに ミステリー板 ローカルルール設置依頼 (5) (批判要望板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 18 23 ID nysAA3R6 ミステリー板のトップに、次のルールを設置していただけるようお願いします。 ==ここから==================== ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です ==ここまで==================== 下記のスレッドで議論してきました。参考までに 『ミステリー板のローカルルール』スレッド >http //mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery key=980957230 よろしくお願いします。 2 名前: ひろゆ子@管直人 ★ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 12 ID ??? うい 3 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 44 ID ??? とても素早い対応、本当にありがとうございました。 また何かあったときにはよろしくお願いいたします。 他の人の邪魔にならないよう、sageでお礼申し上げることをお許しください。 ローカルルールの変遷 2000年2月8日 ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です 2010年10月現在 ■メール欄以外でのネタバレは禁止です。 目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。 ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。 メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。
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2013年6月19日 それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) ※北欧5か国の作品を対象とする「ガラスの鍵賞」についてもこの回で扱った Index 各推理作家団体の公式サイト スウェーデンのミステリ賞(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 (2)スウェーデンのその他の賞 デンマークのミステリ賞(1)デンマーク推理作家アカデミーの賞 (2)デンマークのその他の賞 ノルウェーのミステリ賞(1)リヴァートンクラブの賞 (2)ノルウェーのその他の賞 アイスランドのミステリ賞 フィンランドのミステリ賞 ガラスの鍵賞 スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞を受賞した非英語圏作品 デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞を受賞した非英語圏作品 他言語圏のミステリ賞を受賞した北欧ミステリ 各推理作家団体の公式サイト スウェーデン推理作家アカデミー(Svenska Deckarakademin) デンマーク推理作家アカデミー(Det Danske Kriminalakademi) ノルウェー リヴァートンクラブ(Rivertonklubben) アイスランド推理作家協会(Hið íslenska glæpafélag) フィンランド・ミステリ協会(Suomen dekkariseura) どのサイトも過去の受賞作一覧あり。 スウェーデンのミステリ賞 (1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀長編賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(10作)1991年 - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2001年1月) 1993年 - シャスティン・エークマン『白い沈黙』(澤村灌訳、講談社文庫、1998年8月) 1994年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(中村友子訳、講談社文庫、2003年5月) 1995年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2007年2月) 1998年 - インゲル・フリマンソン『グッドナイト マイ・ダーリン』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年7月) 2004年 - オーサ・ラーソン『赤い夏の日』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年10月) 2005年 - インゲル・フリマンソン『シャドー・イン・ザ・ウォーター』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年8月) 2006年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』(ヘレンハルメ美穂、山田美明訳、早川書房、2009年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年11月) 2008年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年2月) 2009年 - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(角川文庫、2013年10月) その他の受賞者1988年 - ヤン・ギルー(ヤン・ギィユー) 1989年 - K=O・ボーネマルク(シェル=ウーロフ・ボーネマルク) 2011年 - アルネ・ダール 2014年 - トーヴェ・アルステルダール(Tove Alsterdal)(◆作品の邦訳予定あり) 2015年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ 最優秀長編賞の複数回受賞者3回 - ホーカン・ネッセル(1994年、1996年、2007年)、Leif GW Persson(1982年、2003年、2010年) 2回 - ヘニング・マンケル(1991年、1995年)、インゲル・フリマンソン(1998年、2005年)、オーサ・ラーソン(2004年、2012年)、Staffan Westerlund(1984年、1986年)、Jean Bolinder(1985年、1990年)、Åke Edwardson(1997年、2001年) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀新人賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(5作)1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』(平賀悦子、柳沢重也訳、中公文庫、1987年7月) 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月) 2003年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月) 2007年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月) 2010年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ『監視ごっこ』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年7月) その他の受賞者1993年 - ホーカン・ネッセル 最優秀新人賞と最優秀長編賞の両方を受賞した作家連続受賞(3人)ホーカン・ネッセル(1993年 / 1994年)『Det grovmaskiga nätet』(未訳)、『終止符(ピリオド)』 ※その後1996年と2007年にも最優秀長編賞受賞 オーサ・ラーソン(2003年 / 2004年)『オーロラの向こう側』、『赤い夏の日』 ※その後2012年にも最優秀長編賞受賞 ヨハン・テオリン(2007年 / 2008年)『黄昏に眠る秋』、『冬の灯台が語るとき』 それ以外(4人)Ulf Durling(1971年 / 1983年) K=O・ボーネマルク(1982年 / 1989年) Åke Edwardson(1995年 / 1997年、2001年) Kjell Eriksson(1999年 / 2002年) アンデシュ・デ・ラ・モッツ(2010年 / 2015年) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞《受賞作一覧(公式サイト)》 スウェーデン推理作家アカデミー 巨匠賞《受賞者一覧(公式サイト)》 国内外のミステリ作家の生涯の功績をたたえる賞。1972年の最初の受賞者はアガサ・クリスティーとエラリー・クイーン。翌年にはジョン・ディクスン・カーとレックス・スタウトが受賞。スウェーデンからの受賞者には、1997年受賞のヤーン・エクストレムや2009年受賞のK・アルネ・ブルムらがいる。 (2)スウェーデンのその他の賞 シャーロック賞(1955年~1986年) 1968年 - シューヴァル&ヴァールー『笑う警官』 1971年 - オッレ・ヘーグストランド『マスクのかげに』(この作家は1975年にも受賞) 1974年 - K・アルネ・ブルム『真実の瞬間』 1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』 ほかにシャスティン・エークマンが1961年に、ヤーン・エクストレムが1963年に受賞。 ポロニ賞 (Polonipriset) 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月) 帯「爆破殺人! テロか怨恨か ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」 表紙見返しおよび奥付けの著者紹介「『爆殺魔』で1998年のスウェーデン推理作家協会のポロニ賞を受賞。」 裏表紙の内容紹介「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル。」 巻末の「訳者のあとがき」に「リサ・マークルンドは一九九八年、この『爆殺魔(ザ・ボンバー)』で彗星のようにスウェーデン推理小説界に現れ、同年の推理小説アカデミー新人賞と新人女性推理作家に贈られるポロニ賞を同時受賞している。」 『爆殺魔(ザ・ボンバー)』は上記のように、邦訳出版された際の帯に「ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」とあり、裏表紙でも「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル」と紹介されてしまっているが、ポロニ賞は優れた新人女性推理作家に対してスウェーデンのミステリー雑誌『Jury』が授与していた賞である。『爆殺魔』は『Jury』のポロニ賞と、スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀新人賞の両方を受賞している。 デンマークのミステリ賞 (1)デンマーク推理作家アカデミーの賞 デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞 (「ハラルド・モゲンセン賞」とも)《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(4作+予定1作)2009年 - レナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(土屋京子訳、講談社文庫、2013年7月) 2010年 - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―Pからのメッセージ―』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年6月) 2012年 - エーリク・ヴァレア『7人目の子』(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年10月) 2015年 - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』(木村由利子訳、ハヤカワ・ミステリ1915、2017年1月) 2016年 - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定) その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ミケール・カッツ・クレフェルト(2013年受賞) カタカナ表記がまったく違うが、レナ・コバブールは早川書房からファンタジー小説『秘密が見える目の少女』、『ディナの秘密の首かざり』が刊行されているリーネ・コーバベルと同一人物。 デンマーク推理作家アカデミー 最優秀新人賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(1作)2011年 - A・J・カジンスキー『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月) その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)2000年 - グレーテリース・ホルム - 邦訳は児童書の『マリアからの手紙』。ミステリの邦訳なし。 2005年 - サラ・ブレーデル - 邦訳は『見えない傷痕』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年8月) 2008年 - ミケール・カッツ・クレフェルト 2014年 - Ane Riel デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞《受賞作一覧(公式サイト)》 パレ・ローゼンクランツ賞を受賞したデンマークの4作品 1989 デンマーク Leif Davidsen Den russiske sangerinde 1990 デンマーク Erik Amdrup Renters rente 1993 デンマーク ペーター・ホゥ Frøken Smillas fornemmelse for sne 『スミラの雪の感覚』 2005 デンマーク Henning Mortensen Den femte årstid +パレ・ローゼンクランツ賞 受賞作一覧 パレ・ローゼンクランツ賞 受賞作一覧 1987 ノルウェー Frederik Skagen Viktor! Viktor! Viktor! Viktor! 1988 英国 P・D・ジェイムズ Indviet til mord A Taste for Death 『死の味』 1989 デンマーク Leif Davidsen Den russiske sangerinde 1990 デンマーク Erik Amdrup Renters rente 1991 ノルウェー Gunnar Staalesen Faldne Engle Falne engler 1992 英国 ジョン・ル・カレ Den hemmelige pilgrim The Secret Pilgrim 『影の巡礼者』 1993 デンマーク ペーター・ホゥ Frøken Smillas fornemmelse for sne 『スミラの雪の感覚』 1994 英国 ルース・レンデル Som fuglen i krokodillens gab The Crocodile Bird 『殺意を呼ぶ館』 Kong Salomons tæppe King Solomon s Carpet 『ソロモン王の絨毯』(バーバラ・ヴァイン名義) 1995 スペイン アルトゥーロ・ペレス=レベルテ Dumas-klubben eller El club Dumas 『呪のデュマ倶楽部』、改題して『ナインスゲート』 1996 英国 コリン・デクスター Vejen gennem skoven The way through the woods 『森を抜ける道』 1997 英国 レジナルド・ヒル Regnskabets dag Pictures of perfection 『完璧な絵画』 1998 米国 ケイレブ・カー Sindssygelægen The Alienist 『エイリアニスト 精神科医』 1999 ノルウェー Kim Småge En kernesund død En kjernesunn død 2000 米国 ダナ・レオン Mord i fremmed land Death in a strange country 『異国に死す』 2001 英国 イアン・ランキン Fortids synder Black and blue 『黒と青』 2002 英国 ミネット・ウォルターズ Syreparken Acid row 『遮断地区』 2003 米国 キャロル・オコンネル Judasbarnet Judas child 『クリスマスに少女は還る』 2004 スウェーデン アルネ・ダール Europa blues Europa Blues 2005 デンマーク Henning Mortensen Den femte årstid 2006 英国 ピーター・ロビンスン Kold er graven Cold is the grave 『エミリーの不在』 2007 スウェーデン ホーカン・ネッセル Skyggerne og regnen Skuggorna och regnet 2008 スウェーデン カーリン・アルヴテーゲン Skygger Skugga 『影』 2009 米国 ドン・ウィンズロウ Franke Machines vinter The winter of Frankie Machine 『フランキー・マシーンの冬』 2010 ノルウェー ジョー・ネスボ Panserhjerte Panserhjerte 2011 フランス ジャン=クリストフ・グランジェ Forbarm dig Miserere 2012 スウェーデン Leif G.W. Person Den døende Detektiv Den döende detektiven 2013 米国 ジェイムズ・エルロイ Den røde gudinde Blood s a rover 『アンダーワールドUSA』 2014 英国 フィリップ・カー En mand uden åndedræt 2015 スウェーデン ホーカン・ネッセル Levende og døde i Winslow 2016 ノルウェー Gard Sveen Den sidste pilgrim デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ名誉賞 2003年 - アーナス・ボーデルセン (パレ・ローゼンクランツ名誉賞が授与されたのはこの一度きり) デンマーク推理作家アカデミーの特別賞を受賞した主な作家・編集者 1990年 - ターゲ・ラ・コーア 1992年 - アーナス・ボーデルセン 1993年 - ハラルド・モーゲンセン 特別賞受賞者一覧(公式サイト) (2)デンマークのその他の賞 デンマーク推理作家アカデミーができる以前、デンマークにはエドガー・アラン・ポーの名を冠したポー・クラブ(Poe-klubben、1964年設立)という団体が存在しており、各種の賞を授与していたらしいのだが、その詳細は分からない。『沈黙の証言』が訳されているポウル・ウロムはこのポー・クラブの賞を何度か受賞しているようである(『沈黙の証言』裏表紙には「デンマークのポオ賞受賞者」との紹介がある)。 アーナス・ボーデルセン『殺人にいたる病』(1971)の作中作の主人公(推理作家)やそのライバルは「ポー協会」の会合に出席しているようだが(p.48, p.74)、これはまさにPoe-klubben(ポー・クラブ)のことかと思われる。 ノルウェーのミステリ賞 (1)リヴァートンクラブの賞 ゴールデンリボルバー賞(あるいは単に「リヴァートン賞」)《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(4作)1994年 - アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』 1996年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』 (カーリン・フォッスムは別の作品で2014年にも同賞を受賞している) 1997年 - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』 2012年 - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』 その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ユン・ミシェレット(1981年、2001年受賞) - 邦訳は『北海の狩人』 トム・エーゲラン(2009年受賞) - 邦訳は『狼の夜』 リヴァートンクラブ名誉賞《受賞者一覧(公式サイト)》 主な受賞者1973年 - ベルンハルト・ボルゲ 1990年 - ターゲ・ラ・コーア(デンマーク) 2012年 - ヴァルグ・ヴェウム(ノルウェーのGunnar Staalesensが生んだ架空の私立探偵) 2016年 - ジョー・ネスボ ゴールデンリボルバー賞(リヴァートン賞)は日本では「ノルウェー・ミステリー大賞」とされることもある。アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』の帯には「ノルウェー・ミステリー大賞受賞作品」、訳者あとがきでは「リバートン賞(ノルウェー・ミステリー大賞)」。 (2)ノルウェーのその他の賞 マウリッツ・ハンセン新人賞(Maurits Hansen-prisen – Nytt Blod) 受賞作家に邦訳がある作家は今のところいない。 アイスランドのミステリ賞 血の滴賞(アイスランド推理作家協会)《受賞作一覧(公式サイト)》 主な受賞者(受賞作は翻訳なし)2008年受賞(2007年の作品が対象) - アーナルデュル・インドリダソン 2011年受賞(2010年の作品が対象)、2015年受賞(2014年の作品が対象) - イルサ・シグルザルドッティル フィンランドのミステリ賞 以下の4賞はすべてフィンランド・ミステリ協会の賞 推理の糸口賞 受賞作の邦訳(2作)1997年 - レーナ・レヘトライネン『雪の女』 2014年 - ティモ・サンドベリ『処刑の丘』 その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ペンッティ・キルスティラ(1987年、1993年) マッティ・ロンカ(2006年) 外国作家賞 最優秀新人賞 ホルナンリンナ名誉賞 受賞者一覧2005年 - ピルッコ・アルヒッパ(Pirkko Arhippa)(ミステリ作家 ※邦訳なし) 2009年 - マッティ・カッシラ(Matti Kassila)(映画監督) 2010年 - Eeva Tenhunen(ミステリ作家 ※邦訳なし) 2014年 - Outi Pakkanen(ミステリ作家 ※邦訳なし) この賞の名称はフィンランド最初の探偵小説『時計の秘密』(Kellon salaisuus)(1910年)を書いたリクハルド・ホルナンリンナ(Rikhard Hornanlinna, 1889-1957)に由来するものだと思われる。この作品はホームズ風の紳士探偵マックス・ルドルフ(Max Rudolph)が登場。マックス・ルドルフはもう1編、1910年の『Lähellä kuolemaa』でも活躍。 ガラスの鍵賞 受賞作の邦訳(15作+予定1作)1992年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』 1993年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』 1997年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』 1998年:ノルウェー - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』 2001年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』 2002年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』 2003年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』 2005年:スウェーデン - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『制裁』 2006年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 2008年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 2009年:スウェーデン - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』 2010年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q Pからのメッセージ』 2012年:デンマーク - エーリク・ヴァレア『7人目の子』 2013年:ノルウェー - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』 2015年:デンマーク - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』 2016年:デンマーク - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定) 受賞作自体は邦訳されていないが、スウェーデンのホーカン・ネッセル、フィンランドのマッティ・ロンカもガラスの鍵賞の受賞者である。 ガラスの鍵賞ノミネート作の邦訳スウェーデンシャスティン・エークマン『白い沈黙』(1994年) ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(1995年) ヘニング・マンケル『目くらましの道』(1996年) リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(1999年) カーリン・アルヴテーゲン『裏切り』(2004年) アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(2010年) デンマークレナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(2009年) アイスランドヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン『フラテイの暗号』(2004年) フィンランドレーナ・レヘトライネン『雪の女』(2002年) レーナ・レヘトライネン『氷の娘』(2003年) スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞を受賞した非英語圏作品 1981年 フランス セバスチアン・ジャプリゾ Vedergällningen L été meurtrier 『殺意の夏』 1983年 フランス ピエール・マニャン Guldsvampen Le commissaire dans la truffière 1987年 フィンランド マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) Plågoandarna Harjunpää ja kiusantekijät 1989年 デンマーク アーナス・ボーデルセン Mörkläggning Mørklaegning 1991年 ドイツ Doris Gercke Du skrattade, du ska dö Weinschröter, du musst hängen 1992年 スペイン マヌエル・バスケス・モンタルバン Döden i Barcelona Los mares del Sur 『楽園を求めた男』 1993年 オランダ ティム・クラベー De försvunna Het gouden ei 『失踪』 1994年 オランダ Maarten t Hart Om så hela världen rasar Het woeden der gehele wereld 2002年 ノルウェー カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) Svarta sekunder Svarte sekunder 2005年 アイスランド アーナルデュル・インドリダソン Änglarösten Röddin 2006年 フランス フィリップ・クローデル Grå själar Les âmes grises 『灰色の魂』 2008年 ドイツ アンドレア・M・シェンケル Mordbyn Tannöd 『凍える森』 2010年 南アフリカ デオン・メイヤー Devils Peak Infanta(英 Devil s Peak) デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞を受賞した非英語圏作品 デンマークの作品は除く 1987 ノルウェー Frederik Skagen Viktor! Viktor! Viktor! Viktor! 1991 ノルウェー Gunnar Staalesen Faldne Engle Falne engler 1995 スペイン アルトゥーロ・ペレス=レベルテ Dumas-klubben eller El club Dumas 『呪のデュマ倶楽部』、改題して『ナインスゲート』 1999 ノルウェー Kim Småge En kernesund død En kjernesunn død 2004 スウェーデン アルネ・ダール Europa blues Europa Blues 2007 スウェーデン ホーカン・ネッセル Skyggerne og regnen Skuggorna och regnet 2008 スウェーデン カーリン・アルヴテーゲン Skygger Skugga 『影』 2010 ノルウェー ジョー・ネスボ Panserhjerte Panserhjerte 2011 フランス ジャン=クリストフ・グランジェ Forbarm dig Miserere 2012 スウェーデン Leif G.W. Person Den døende Detektiv Den döende detektiven 他言語圏のミステリ賞を受賞した北欧ミステリ 英国推理作家協会賞 スウェーデンの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:2001年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』(ゴールド・ダガー賞) スウェーデンの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2006年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』 候補:2007年 - カーリン・アルヴテーゲン『恥辱』 候補:2007年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』 候補:2008年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 候補:2009年 - カーリン・アルヴテーゲン『影』 候補:2009年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』 候補:2009年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』 - この作品は同時に英国推理作家協会ジョン・クリーシー・ダガー賞(最優秀新人賞)にもノミネートされ、そちらの方は受賞している 受賞:2010年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』 候補:2010年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 受賞:2011年 - ルースルンド&ヘルストレム『三秒間の死角』(英題 Three Seconds)(原題 Tre sekunder) 候補:2012年 - オーサ・ラーソン "Until Thy Wrath Be Past"(Till dess din vrede upphör) 候補:2013年 - ルースルンド&ヘルストレム "Two Soldiers"(Två Soldater) ノルウェーの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴候補:2005年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Calling Out for You" ノルウェーの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2007年 - ジョー・ネスボ『コマドリの賭け』 候補:2009年 - ジョー・ネスボ "The Redeemer" 候補:2012年 - ジョー・ネスボ "Phantom"(Gjenferd) デンマークの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:1994年 - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(シルバー・ダガー賞 ※次点に与えられる賞) デンマークの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2007年 - Christian Jungersen "The Exception" アイスランドの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:2005年 - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』(ゴールド・ダガー賞) アイスランドの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2009年 - アーナルデュル・インドリダソン "Arctic Chill" 候補:2010年 - アーナルデュル・インドリダソン "Hypothermia" イギリスのその他の賞を受賞した北欧ミステリ ペトローナ賞(Petrona Award)(イギリスで英訳出版された北欧ミステリの年間最優秀作に与えられる賞、2013年創設)2013年 - リサ・マークルンド『ノーベルの遺志』 ペトローナ賞については以下のサイトを参照のこと。 Euro Crime, The Petrona Award for Scandinavian Crime Fiction (2013-03-11) Euro Crime, Remembering Petrona Needs You! (2013-02-18) Petrona Remembered アメリカ探偵作家クラブ エドガー賞 北欧作家のエドガー賞最優秀長編賞 受賞・候補歴受賞:1971年:スウェーデン - シューヴァル ヴァールー『笑う警官』(原著1968年) 候補:1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年) 候補:2009年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』(原著2000年) 候補:2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ "Sorgenfri" (英題 Nemesis)(原著2002年) 候補:2012年:ノルウェー - アンネ・ホルト "1222" (英題 1222)(原著2007年) アメリカのその他の賞を受賞した北欧ミステリ バリー賞最優秀長編賞2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Kleifarvatn"(英題 The Draining Lake) 2012年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―檻の中の女―』 最優秀英国ミステリ賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 Mystery/Crime Novel of The Decade(過去10年間の最優秀ミステリ)2010年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 マカヴィティ賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞) アンソニー賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞) ディリス・ウィン賞1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年) ガムシュー賞 最優秀ヨーロッパ・ミステリ賞2005年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『タンゴステップ』 2007年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Djevelen holder lyset"(英題 When the Devil Holds the Candle) ロサンゼルス・タイムズ文学賞2007年度(受賞は2008年):ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Elskede Poona" (英題 Calling Out For You、米題 The Indian Bride) フランスの賞を受賞した北欧ミステリ フランス推理小説大賞1971年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン『轢き逃げ人生』 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin" 2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』 ミステリ批評家賞2000年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『目くらましの道』 2006年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』 813協会賞2003年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『リガの犬たち』 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン"Röddin" フランス冒険小説大賞1969年:フィンランド - マウリ・サリオラ『ヘルシンキ事件』 コニャック・ポラール・フェスティヴァル賞2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』 ドイツの賞を受賞した北欧ミステリ ドイツ・ミステリ大賞1995年 2位:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』 1999年 2位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『五番目の女』 2001年 3位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『背後の足音』 2005年 2位:スウェーデン - アルネ・ダール "Upp till toppen av berget" 2006年 3位:スウェーデン - アルネ・ダール "Europa Blues" 2008年 3位:フィンランド - Matti Rönkä "Tappajan näköinen mies" スウェーデンの賞を受賞した北欧ミステリ(スウェーデン作品を除く) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞1987年:フィンランド - マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) "Harjunpää ja kiusantekijät" 1989年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン "Mørklaegning" 2002年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Svarte sekunder" 2005年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin" デンマークの賞を受賞した北欧ミステリ(デンマーク作品を除く) デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞1987年:ノルウェー - Frederik Skagen - Viktor! Viktor! 1991年:ノルウェー - Gunnar Staalesen - Falne engler 1999年:ノルウェー - Kim Småge - En kjernesunn død 2004年:スウェーデン - アルネ・ダール - Europa Blues 2007年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル - Skuggorna och regnet 2008年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン - 『影』 2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - Panserhjerte 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Person - Den döende detektiven フィンランドの賞を受賞した北欧ミステリ作家(フィンランド作家を除く) フィンランド・ミステリ協会 外国推理作家賞1995年:スウェーデン - シャスティン・エークマン - 『白い沈黙』 1998年:スウェーデン - ヘニング・マンケル - ヴァランダー警部シリーズ 2000年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) - セーヘル警部シリーズ 2002年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル 2007年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - ハリー・ホーレ刑事シリーズ 2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Persson 関連ページ 北欧ミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞 非英語圏ミステリ各種リスト
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/246.html
2014年9月23日 ※訳者名、出版社名などのデータはまだ記入が終わっていない箇所があります。 実施要項:Twitterにて「非英仏語圏ミステリベスト100」アンケート実施!(翻訳ミステリー大賞シンジケート、2014年9月3日) リアルタイムの結果発表の模様:「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表(Togetter、2014年9月23日) ベスト100の書影付き一覧(ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」) ※ただし書影はamazonにデータがあるもののみです「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その1) (1位~30位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その2) (31位~62位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その3) (64位~100位) 「非英仏語圏ミステリベスト100」結果発表!(その4) (「北欧」「ドイツ語圏」「その他」ベスト10、作家ランキング) Index ベスト100 107位~190位 北欧ミステリベスト10、ドイツ語圏ミステリベスト10、「その他」ミステリベスト10 作家ランキング(上位30人) ベスト100 順位 点数 票数 タイトル 作者 国 原語 訳者 出版社・レーベル 1位 163.5 24票 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア 南欧 イタリア語 河島英昭 東京創元社、1990年1月 2位 137 24票 犯罪(短編集) フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 東京創元社、2011年6月 3位 120 20票 三秒間の死角 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 角川文庫、2013年10月 4位 115 22票 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 他 *1 ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年 5位 93.5 16票 笑う警官 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 角川文庫、2013年9月 6位 83.5 13票 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン 南欧 スペイン語 木村裕美 集英社文庫、2006年7月 7位 54.5 11票 猫たちの聖夜 アキフ・ピリンチ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 池田香代子 ハヤカワ文庫NV、1997年11月 10票 オックスフォード連続殺人 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 和泉圭亮 扶桑社ミステリー、2006年1月 9位 51.5 9票 香水 ある人殺しの物語 パトリック・ジュースキント ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 池内紀 文春文庫、2003年6月 10位 48.5 7票 粛清 ソフィ・オクサネン フィンランド 北欧 フィンランド語 上野元美 早川書房、2012年2月 11位 45.5 9票 白雪姫には死んでもらう ネレ・ノイハウス ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2013年5月 12位 44.5 8票 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 北欧 アイスランド語 柳沢由実子 東京創元社、2013年7月 13位 40.5 7票 テロリスト シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 高見浩 角川文庫、1983年4月 14位 39.5 7票 予告された殺人の記録 ガブリエル・ガルシア=マルケス コロンビア ラテンアメリカ スペイン語 野谷文昭 新潮文庫、1997年12月 15位 38.5 7票 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 北欧 アイスランド語 柳沢由実子 東京創元社、2012年6月 16位 37.5 7票 冬の灯台が語るとき ヨハン・テオリン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 三角和代 ハヤカワ・ミステリ、2012年2月 6票 特捜部Q 檻の中の女 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 北欧 デンマーク語 吉田奈保子 ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年10月 6票 ブエノスアイレス食堂 カルロス・バルマセーダ アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 柳原孝敦 白水社 エクス・リブリス、2011年10月 19位 34 6票 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 南欧 スペイン語 風間賢二 文藝春秋、2004年7月 20位 33.5 5票 殺人者の顔 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2001年1月 21位 32.5 6票 深い疵(きず) ネレ・ノイハウス ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2012年6月 22位 30.5 5票 サイコブレイカー セバスチャン・フィツェック ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 赤根洋子 柏書房、2009年7月 23位 30 4票 喪失 カーリン・アルヴテーゲン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 小学館文庫、2005年1月 4票 虚擬街頭漂流記 寵物先生(ミスターペッツ) 台湾 東アジア 中国語 玉田誠 文藝春秋、2010年4月 25位 28 6票 黄昏に眠る秋 ヨハン・テオリン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 三角和代 ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月 6票 六人目の少女 ドナート・カッリージ イタリア 南欧 イタリア語 清水由貴子 ハヤカワ・ミステリ、2013年1月 5票 ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件(短編集) ボルヘス&カサーレス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 木村榮一 岩波書店、2000年9月 28位 27.5 5票 『伝奇集』or「死とコンパス」or「八岐の園」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 鼓直 岩波文庫、1993年11月 29位 26.5 5票 目くらましの道 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2007年2月 30位 25.5 4票 エニグマ奇襲指令 マイケル・バー=ゾウハー イスラエル 西アジア 英語 / ヘブライ語 田村義進 ハヤカワ文庫NV、1980年9月 31位 25 4票 エーミールと探偵たち エーリヒ・ケストナー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 池田香代子 岩波少年文庫、2000年6月 32位 24.5 5票 わたしの名は赤 オルハン・パムク トルコ 西アジア トルコ語 宮下遼 ハヤカワepi文庫、2012年1月 4票 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2011年7月 4票 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 東京創元社、2013年4月 35位 24 4票 時の地図 フェリクス・J・パルマ スペイン 南欧 スペイン語 宮崎真紀 ハヤカワ文庫NV、2010年10月 36位 23 5票 夏を殺す少女 アンドレアス・グルーバー オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2013年2月 4票 蝶の夢 水天一色(すいてんいっしき) 中国 東アジア 中国語 大澤理子 講談社、2009年11月 38位 22.5 4票 消え失せた密画 エーリヒ・ケストナー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小松太郎 創元推理文庫、1970年2月 39位 22 5票 失脚/巫女の死(短編集) デュレンマット スイス ドイツ語圏 ドイツ語 増本浩子 光文社古典新訳文庫、2012年7月 4票 唾棄すべき男 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 高見浩 角川文庫、1982年11月 41位 20 2票 バッハ 死のカンタータ セバスティアン・クナウアー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 藤田伊織、帯純子 大成出版社、2013年12月 42位 18.5 4票 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン 南欧 スペイン語 木村裕美 集英社文庫、2012年7月 43位 18 3票 白い国籍のスパイ ヨハネス・マリオ・ジンメル オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 中西和雄 祥伝社 ノン・ポシェット、1996年10月 44位 17 3票 消えた消防車 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 高見浩 角川文庫、1973年 45位 16.5 3票 契約 ラーシュ・ケプレル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年7月 3票 死刑囚 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 武田ランダムハウスジャパン、2011年1月 3票 特捜部Q カルテ番号64 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 北欧 デンマーク語 吉田薫 ハヤカワ・ミステリ、2013年5月 3票 雪の中の三人男 エーリヒ・ケストナー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小松太郎 創元推理文庫、1971年11月 3票 バウドリーノ ウンベルト・エーコ イタリア 南欧 イタリア語 堤康徳 岩波書店、2010年11月 3票 世界を売った男 陳浩基(サイモン・チェン) 香港 東アジア 中国語 玉田誠 文藝春秋、2012年6月 51位 16 4票 ヘッドハンターズ ジョー・ネスボ ノルウェー 北欧 ノルウェー語 北澤和彦 講談社文庫、2013年10月 3票 白紙委任状 カルロ・ルカレッリ イタリア 南欧 イタリア語 菅谷誠 柏艪舎、2005年1月 3票 シャーロック・ホームズ リオ連続殺人事件 J・ソアレス ブラジル ラテンアメリカ ポルトガル語 武者圭子 講談社、1998年12月 54位 15.5 2票 煌めく氷のなかで ヴィヴェカ・ステン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 三谷武司 ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年3月 55位 15 4票 『神を見た犬』 or 『七人の使者/神を見た犬』 ディーノ・ブッツァーティ イタリア 南欧 イタリア語 関口英子脇功 光文社古典新訳文庫、2007年4月岩波文庫、2013年5月 3票 五番目の女 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2010年8月 2票 ロセアンナ(ロゼアンナ) シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 角川文庫、2014年9月 58位 14.5 2票 雪の女 レーナ・レヘトライネン フィンランド 北欧 フィンランド語 古市真由美 創元推理文庫、2013年1月 2票 カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー ロシア ロシア ロシア語 (多種) (多種) 60位 12.5 3票 特捜部Q Pからのメッセージ ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 北欧 デンマーク語 吉田薫、福原美穂子 ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年12月 2票 裏切り カーリン・アルヴテーゲン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 小学館文庫、2006年9月 62位 11.5 2票 湖のほとりで カリン・フォッスム ノルウェー 北欧 ノルウェー語 成川裕子 PHP文芸文庫、2011年5月 2票 パンドラ抹殺文書 マイケル・バー=ゾウハー イスラエル 西アジア 英語 / ヘブライ語 広瀬順弘 ハヤカワ文庫NV(新装版)、2006年3月 64位 11 2票 密室 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 高見浩 角川文庫、1983年1月 2票 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2008年5月 2票 制裁 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 ランダムハウス講談社、2007年7月 2票 冬の生贄 モンス・カッレントフト スウェーデン 北欧 スウェーデン語 久山葉子 創元推理文庫、2013年3月 2票 犯罪心理捜査官セバスチャン ヨート&ローセンフェルト スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 創元推理文庫、2014年6月 2票 スミラの雪の感覚 ペーター・ホゥ デンマーク 北欧 デンマーク語 染田屋茂 新潮社、1996年2月 2票 スノーマン ジョー・ネスボ ノルウェー 北欧 ノルウェー語 戸田裕之 集英社文庫、2013年10月 2票 死者の声なき声 フォルカー・クッチャー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2013年8月 2票 きたれ、甘き死よ ヴォルフ・ハース オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 福本義憲 水声社、2001年5月 2票 黒のクイーン アンドレアス・グルーバー オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2014年1月 2票 両シチリア連隊 アレクサンダー・レルネット=ホレーニア オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 垂野創一郎 東京創元社、2014年9月 2票 判事と死刑執行人 デュレンマット スイス ドイツ語圏 ドイツ語 平尾浩三 同学社、2012年5月 2票 オリーブも含めて アンドレア・ヴィターリ イタリア 南欧 イタリア語 久保耕司 シーライトパブリッシング、2011年8月 2票 盗まれた夢 アレクサンドラ・マリーニナ ロシア ロシア ロシア語 吉岡ゆき 作品社、1999年10月 2票 アムステルダムの異邦人 ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク オランダ オランダ オランダ語 / 英語 池央耿 創元推理文庫、1981年1月 2票 パウリーナの思い出に(短編集) アドルフォ・ビオイ=カサーレス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 高岡麻衣、野村竜仁 国書刊行会、2013年5月 80位 10 2票 妖女ドレッテ ワルター・ハーリヒ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 稲木勝彦 東京創元社《世界推理小説全集》、1959年 2票 『探偵ダゴベルトの功績と冒険』or「奇妙な跡」*2 バルドゥイン・グロラー オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 垂野創一郎 創元推理文庫、2013年4月 2票 蜘蛛女のキス マヌエル・プイグ アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 野谷文昭 集英社文庫(改訂新版)、2011年5月 1票 楽園を求めた男 マヌエル・バスケス・モンタルバン スペイン 南欧 スペイン語 田部武光 創元推理文庫、1985年8月 1票 顔に傷のある男 イェジィ・エディゲイ ポーランド 中東欧 ポーランド語 深見弾 ハヤカワ・ミステリ、1977年 1票 ペンギンの憂鬱 アンドレイ・クルコフ ウクライナ 中東欧 ロシア語 沼野恭子 新潮クレスト・ブックス、2004年9月 86位 9.5 2票 ネルーダ事件 ロベルト・アンプエロ チリ ラテンアメリカ スペイン語 宮﨑真紀 ハヤカワ・ミステリ、2014年5月 87位 9 2票 スミルノ博士の日記 S・A・ドゥーゼ スウェーデン 北欧 スウェーデン語 宇野利泰 東都書房《世界推理小説大系》、1963年 1票 夜と灯りと(短編集) クレメンス・マイヤー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 杵渕博樹 新潮クレスト・ブックス、2010年3月 1票 ブラックアウト マルク・エルスベルグ オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 猪股和夫・竹之内悦子 角川文庫、2012年7月 1票 捜査 スタニスワフ・レム ポーランド 中東欧 ポーランド語 深見弾 ハヤカワ文庫SF、1978年8月 1票 最後の証人 金聖鍾(キム・ソンジョン) 韓国 東アジア 韓国語 祖田律男 論創社、2009年2月 92位 8.5 2票 催眠 ラーシュ・ケプレル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 ハヤカワ・ミステリ文庫、2010年7月 93位 8 1票 パパ、ママ、あたし カーリン・イェルハルドセン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 木村由利子 創元推理文庫、2014年3月 1票 カイウスはばかだ ヘンリー・ウィンターフェルト ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 関楠生 岩波少年文庫、2011年6月 1票 祖母の手帖 ミレーナ・アグス イタリア 南欧 イタリア語 中嶋浩郎 新潮クレスト・ブックス、2012年11月 1票 Q ルーサー・ブリセット イタリア 南欧 イタリア語 さとうななこ 東京創元社、2014年4月 1票 枯草熱 スタニスワフ・レム ポーランド 中東欧 ポーランド語 沼野充義、吉上昭三 国書刊行会、2005年10月 *3 1票 アウェイゲーム アレクサンドラ・マリーニナ ロシア ロシア ロシア語 貝澤哉 光文社文庫、2003年4月 99位 7.5 2票 笑う男 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2005年9月 100位 7 1票 踊る骸(むくろ) エリカ&パトリック事件簿 カミラ・レックバリ スウェーデン 北欧 スウェーデン語 富山クラーソン陽子 集英社文庫、2013年4月 1票 グルメ警部キュッパー フランク・シェッツィング ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 熊河浩 ランダムハウス講談社、2008年2月 1票 謝罪代行社 ゾラン・ドヴェンカー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小津薫 早川書房*4、2011年8月 1票 ソラリスの陽のもとに(ソラリス) スタニスワフ・レム ポーランド 中東欧 ポーランド語 飯田規和 ハヤカワ文庫SF、1977年4月 1票 火葬人 ラジスラフ・フクス チェコ 中東欧 チェコ語 阿部賢一 松籟社、2012年12月 1票 ペトロフカ、38 ユリアン・セミョーノフ ソ連 ロシア ロシア語 飯田規和 ハヤカワ・ミステリ、1965年3月 *5 1票 影のドミノ・ゲーム パコ・イグナシオ・タイボ二世 メキシコ ラテンアメリカ スペイン語 田中一江 創元推理文庫、1995年1月 *1 … 《ミレニアム》は「1」と「3」がヘレンハルメ美穂、岩澤雅利訳、「2」がヘレンハルメ美穂、山田美明訳。 *2 … 「奇妙な跡」は江戸川乱歩編『世界短編傑作集』第2巻(創元推理文庫、1960年)などで読める。阿部主計訳。 *3 … 『枯草熱』は国書刊行会、スタニスワフ・レムコレクション『天の声 / 枯草熱』(2005年10月)に収録。 *4 … 『謝罪代行社』は2011年8月、ハヤカワ・ミステリ(ポケミス)とハヤカワ・ミステリ文庫【上下巻】で同時発売。 *5 … 『ペトロフカ、38』は早川書房『世界ミステリ全集』第12巻(1972年)にも収録。 107位~190位 順位 点数 票数 タイトル 作者 国 年 訳者 出版社・レーベル 107位 6.5 2票 最後の審判の巨匠 レオ・ペルッツ オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 垂野創一郎 晶文社ミステリ、2005年3月 108位(3作) 6 1票 死を招く料理店(トラットリア) ベルハルト・ヤウマン ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小津薫 扶桑社ミステリー、2005年2月 1票 シルフ警視と宇宙の謎 ユーリ・ツェー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 浅井晶子 ハヤカワepiブック・プラネット、2009年8月 1票 巨象の舌を引き千切れ ワシット・デートクンチョン タイ 東南アジア タイ語 111位(62作) 5.5 1票 警官殺し シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 スウェーデン語 高見浩 角川文庫、1983年3月 1票 白い雌ライオン ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2004年9月 1票 ファイアーウォール ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 創元推理文庫、2012年9月 1票 死を哭く鳥 エリカ パトリック事件簿 カミラ・レックバリ スウェーデン 北欧 スウェーデン語 富山クラーソン陽子 集英社文庫、2012年4月 1票 満開の栗の木 カーリン・アルヴテーゲン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 柳沢由実子 小学館文庫、2013年1月 1票 赤く微笑む春 ヨハン・テオリン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 三角和代 ハヤカワ・ミステリ、2013年4月 1票 アンダルシアの友 アレクサンデル・セーデルベリ スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 ハヤカワ・ミステリ、2014年1月 1票 特捜部Q キジ殺し ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 北欧 デンマーク語 吉田薫、福原美穂子 ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年4月 1票 夜の人 ベルンハルト・ボルゲ ノルウェー 北欧 ノルウェー語 片岡啓治 ハヤカワ・ミステリ、1960年 1票 フラテイの暗号 ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン アイスランド 北欧 アイスランド語 北川和代 創元推理文庫、2013年11月 1票 エーミールと三人のふたご エーリヒ・ケストナー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 池田香代子 岩波少年文庫、2000年7月 1票 蜘蛛(短編) H・H・エーヴェルス ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 1票 ゼルプの欺瞞 ベルンハルト・シュリンク ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 平野卿子 小学館、2002年10月 1票 消滅した国の刑事 ヴォルフラム・フライシュハウアー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 北川和代 創元推理文庫、2013年6月 1票 治療島 セバスチャン・フィツェック ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 赤根洋子 柏書房、2007年7月 1票 ラジオ・キラー セバスチャン・フィツェック ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 赤根洋子 柏書房、2008年1月 1票 アイ・コレクター セバスチャン・フィツェック ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小津薫 ハヤカワ・ミステリ、2012年4月 1票 ひつじ探偵団 レオニー・スヴァン ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 小津薫 早川書房、2007年1月 1票 緋色の楽譜 ラルフ・イーザウ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 東京創元社、2011年10月 1票 この世の涯てまで、よろしく フレドゥン・キアンプール ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 東京創元社、2011年5月 1票 首斬り人の娘 オリヴァー・ペチュ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 猪股和夫 ハヤカワ・ミステリ、2012年10月 1票 濡れた魚 フォルカー・クッチャー ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 創元推理文庫、2012年8月 1票 罪悪(短編集) フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 酒寄進一 東京創元社、2012年2月 1票 アウステルリッツ W・G・ゼーバルト ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 1票 ボリバル侯爵 レオ・ペルッツ オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 1票 チェスの話(短編) シュテファン・ツヴァイク オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 1票 ふちなし帽(短編) トーマス・ベルンハルト オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 1票 嫌疑(疑惑) デュレンマット スイス ドイツ語圏 ドイツ語 1票 約束 デュレンマット スイス ドイツ語圏 ドイツ語 前川道介 ハヤカワ・ミステリ文庫、2002年5月 1票 メルラーナ街の混沌たる殺人事件 カルロ・エミーリオ・ガッダ イタリア 南欧 イタリア語 千種堅 水声社、2011年12月 1票 権力の朝 レオナルド・シャーシャ イタリア 南欧 イタリア語 千種堅 新潮社、1976年 1票 その夜の嘘 ジェズアルド・ブファリーノ イタリア 南欧 イタリア語 千種堅 早川書房、1989年7月 1票 声 ダーチャ・マライーニ イタリア 南欧 イタリア語 大久保昭男 中央公論社、1996年 1票 悲しきバイオリン アンドレア・カミッレーリ イタリア 南欧 イタリア語 千種堅 ハルキ文庫、1999年12月 1票 混濁の夏 カルロ・ルカレッリ イタリア 南欧 イタリア語 菅谷誠 柏艪舎、2005年3月 1票 オーケ通り カルロ・ルカレッリ イタリア 南欧 イタリア語 菅谷誠 柏艪舎、2005年5月 1票 眼を閉じて ジャンリーコ・カロフィーリオ イタリア 南欧 イタリア語 石橋典子 文春文庫、2007年2月 1票 弁護士はぶらりと推理する(中編集) マルチェロ・フォイス イタリア 南欧 イタリア語 草皆伸子 ハヤカワ・ミステリ文庫、2004年1月 1票 僕は、殺す ジョルジョ・ファレッティ イタリア 南欧 イタリア語 中田文、村上圭輔 文春文庫、2007年4月 1票 通訳 ディエゴ・マラーニ イタリア 南欧 イタリア語 橋本勝雄 東京創元社、2007年11月 1票 自由への逃亡 バスケイス=フィゲロウア スペイン 南欧 スペイン語 1票 フランドルの呪画 アルトゥーロ・ペレス=レベルテ スペイン 南欧 スペイン語 佐宗鈴夫 集英社文庫、2001年5月 1票 サンタ・クルスの真珠 アルトゥーロ・ペレス=レベルテ スペイン 南欧 スペイン語 佐宗鈴夫 集英社、2002年10月 1票 白の闇 ジョゼ・サラマーゴ ポルトガル 南欧 ポルトガル語 1票 P2 ルイス・ミゲル・ローシャ ポルトガル 南欧 ポルトガル語 木村裕美 新潮文庫、2010年6月 1票 きず アンドニス・サマラキス ギリシャ 南欧 ギリシャ語 小池滋 創元推理文庫、1987年10月 1票 エペペ カリンティ ハンガリー 中東欧 ハンガリー語 1票 狩場の悲劇 アントン・チェーホフ ロシア ロシア ロシア語 松下裕 ちくま文庫 *6、1994年3月 1票 セバスチャン・ナイトの真実の生涯(英語作品) ウラジーミル・ナボコフ ロシア ロシア 英語 1票 ロリータ(英語作品) ウラジーミル・ナボコフ ロシア ロシア 英語 1票 幽霊殺人 ストルガツキー兄弟 ソ連 ロシア ロシア語 深見弾 ハヤカワ・SF・シリーズ、1974年8月 1票 リヴァイアサン号殺人事件 ボリス・アクーニン ロシア ロシア ロシア語 沼野恭子 岩波書店、2007年2月 1票 砂の本(短編集) ホルヘ・ルイス・ボルヘス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 1票 英雄たちと墓 エルネスト・サバト アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 1票 ルシアナ・Bの緩慢なる死 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 和泉圭亮 扶桑社ミステリー、2009年6月 1票 センチメンタルな殺し屋(中編集) ルイス・セプルベダ チリ ラテンアメリカ スペイン語 杉山晃 現代企画室、1999年7月 1票 ペドロ・パラモ フアン・ルルフォ メキシコ ラテンアメリカ スペイン語 1票 借屍還魂(『楚留香 蝙蝠伝奇』所収) 古龍 中国 東アジア 中国語 1票 丁庄の夢―中国エイズ村奇談 閻連科 中国 東アジア 中国語 1票 白い城 オルハン・パムク トルコ 西アジア トルコ語 1票 精神分析ゲーム バチヤ・グール イスラエル 西アジア ヘブライ語 秋津信 イースト・プレス、1994年12月 1票 オレンジ色のねこの秘密 (リレー小説) 各国 各国 多言語 173位(6作) 5 1票 マドモワゼル・ド・スキュデリ E・T・A・ホフマン ドイツ ドイツ語圏 ドイツ語 1票 ゴーレム グスタフ・マイリンク オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 1票 無意識の証人 ジャンリーコ・カロフィーリオ イタリア 南欧 イタリア語 石橋典子 文春文庫、2005年12月 1票 切手コレクション(短編) カレル・チャペック チェコ 中東欧 チェコ語 1票 バイク・ガールと野郎ども ダニエル・チャヴァリア ウルグアイ ラテンアメリカ スペイン語 真崎義博 ハヤカワ・ミステリ文庫、2002年11月 1票 棠陰比事(裁判エピソード集) 桂万栄 中国 東アジア 中国語 179位(5作) 4 1票 スーツケースの中の少年 コバブール&フリース デンマーク 北欧 デンマーク語 土屋京子 講談社文庫、2013年7月 1票 ひとつのポケットから出た話(短編集) カレル・チャペック チェコ 中東欧 チェコ語 1票 ムントゥリャサ通りで ミルチャ・エリアーデ ルーマニア 中東欧 ルーマニア語 1票 日向で眠れ アドルフォ・ビオイ=カサーレス アルゼンチン ラテンアメリカ スペイン語 1票 アンデスのリトゥーマ マリオ・バルガス=リョサ ペルー ラテンアメリカ スペイン語 木村榮一 岩波書店、2012年11月 184位(5作) 3 2票 安全マッチ(短編) アントン・チェーホフ ロシア ロシア ロシア語 1票 ボックス21 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 ランダムハウス講談社、2009年4月 1票 ヘルシンキ事件 マウリ・サリオラ フィンランド 北欧 フィンランド語 牧原宏郎 TBS出版会、1979年7月 1票 赤ちゃん盗難事件(短編) カレル・チャペック チェコ 中東欧 チェコ語 1票 罪と罰 ドストエフスキー ロシア ロシア ロシア語 189位 2 1票 コマドリの賭け ジョー・ネスボ ノルウェー 北欧 ノルウェー語 井野上悦子 ランダムハウス講談社、2009年2月 190位(6作) 1 1票 オーロラの向こう側 オーサ・ラーソン スウェーデン 北欧 スウェーデン語 松下祥子 ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月 1票 靄の旋律 アルネ・ダール スウェーデン 北欧 スウェーデン語 ヘレンハルメ美穂 集英社文庫、2012年9月 1票 ジョゼフ・フーシェ(評伝) シュテファン・ツヴァイク オーストリア ドイツ語圏 ドイツ語 1票 海のカテドラル イルデフォンソ・ファルコネス スペイン 南欧 スペイン語 木村裕美 武田ランダムハウスジャパン、2010年5月 1票 螺旋 サンティアーゴ・パハーレス スペイン 南欧 スペイン語 木村榮一 ヴィレッジブックス、2010年2月 1票 奇妙な大脳損傷(短編) 残雪 中国 東アジア 中国語 *6 … 長編「狩場の悲劇」は、ちくま文庫『チェーホフ全集』第2巻に収録。 北欧ミステリベスト10、ドイツ語圏ミステリベスト10、「その他」ミステリベスト10 投票があった195作品のうち、世界10か国の児童文学作家によるリレー小説『オレンジ色のねこの秘密』を除く194作品の内訳は、北欧55、ドイツ語圏51、その他88(南欧33、その他の欧州諸国23、ラテンアメリカ18、アジア14)だった。 ここでは「北欧」「ドイツ語圏」「その他」の、それぞれの上位10作品を示す。 北欧ミステリベスト10 1位 三秒間の死角 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 120 2位 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン 115 3位 笑う警官 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 93.5 4位 粛清 ソフィ・オクサネン フィンランド 48.5 5位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 44.5 6位 テロリスト シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 40.5 7位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 38.5 8位 冬の灯台が語るとき ヨハン・テオリン スウェーデン 37.5 特捜部Q 檻の中の女 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 37.5 10位 殺人者の顔 ヘニング・マンケル スウェーデン 33.5 ドイツ語圏ミステリベスト10 1位 犯罪(短編集) フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 137 2位 猫たちの聖夜 アキフ・ピリンチ ドイツ 54.5 3位 香水 ある人殺しの物語 パトリック・ジュースキント ドイツ 51.5 4位 白雪姫には死んでもらう ネレ・ノイハウス ドイツ 45.5 5位 深い疵 ネレ・ノイハウス ドイツ 32.5 6位 サイコブレイカー セバスチャン・フィツェック ドイツ 30.5 7位 エーミールと探偵たち エーリヒ・ケストナー ドイツ 25 8位 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 24.5 9位 夏を殺す少女 アンドレアス・グルーバー オーストリア 23 10位 消え失せた密画 エーリヒ・ケストナー ドイツ 22.5 「その他」ミステリベスト10 1位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア 南欧 163.5 2位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン 南欧 83.5 3位 オックスフォード連続殺人 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン ラテンアメリカ 54.5 4位 予告された殺人の記録 ガブリエル・ガルシア=マルケス コロンビア ラテンアメリカ 39.5 5位 ブエノスアイレス食堂 カルロス・バルマセーダ アルゼンチン ラテンアメリカ 37.5 6位 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 南欧 34 7位 虚擬街頭漂流記 寵物先生(ミスターペッツ) 台湾 東アジア 30 8位 六人目の少女 ドナート・カッリージ イタリア 南欧 28 ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件(短編集) ボルヘス&カサーレス アルゼンチン ラテンアメリカ 28 10位 伝奇集(短編集) ホルヘ・ルイス・ボルヘス アルゼンチン ラテンアメリカ 27.5 ※『伝奇集』のポイントは、『伝奇集』が獲得した18.5ポイントのほか、収録作である「死とコンパス」の3ポイント、「八岐の園」の6ポイントを合算したもの。 作家ランキング(上位30人) 作品それぞれの得点を作家ごとに合算したもの。 順位 作家 点数 各作家の最高得点作品 次点 1位 シューヴァル&ヴァールー スウェーデン 北欧 204.5 7作 笑う警官 テロリスト 2位 ウンベルト・エーコ イタリア 南欧 180 2作 薔薇の名前 バウドリーノ 3位 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ ドイツ語圏 167 3作 犯罪 コリーニ事件 4位 ルースルンド&ヘルストレム スウェーデン 北欧 150.5 4作 三秒間の死角 死刑囚 5位 ヘニング・マンケル スウェーデン 北欧 129 8作 殺人者の顔 目くらましの道 6位 スティーグ・ラーソン スウェーデン 北欧 115 (1作) ミレニアム三部作 7位 カルロス・ルイス・サフォン スペイン 南欧 102 2作 風の影 天使のゲーム 8位 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 北欧 83 2作 緑衣の女 湿地 9位 ネレ・ノイハウス ドイツ ドイツ語圏 78 2作 白雪姫には死んでもらう 深い疵 10位 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 北欧 72 4作 特捜部Q 檻の中の女 特捜部Q カルテ番号64 11位 ヨハン・テオリン スウェーデン 北欧 71 3作 冬の灯台が語るとき 黄昏に眠る秋 12位 エーリヒ・ケストナー ドイツ ドイツ語圏 69.5 4作 エーミールと探偵たち 消え失せた密画 13位 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン ラテンアメリカ 60 2作 オックスフォード連続殺人 ルシアナ・Bの緩慢なる死 14位 アキフ・ピリンチ ドイツ ドイツ語圏 54.5 1作 猫たちの聖夜 15位 パトリック・ジュースキント ドイツ ドイツ語圏 51.5 1作 香水 ある人殺しの物語 16位 ソフィ・オクサネン フィンランド 北欧 48.5 1作 粛清 17位 カーリン・アルヴテーゲン スウェーデン 北欧 48 3作 喪失 裏切り 18位 セバスチャン・フィツェック ドイツ ドイツ語圏 47 4作 サイコブレイカー 治療島 / ラジオ・キラー / アイ・コレクター 19位 デュレンマット スイス ドイツ語圏 44 4作 失脚/巫女の死(短編集) 判事と死刑執行人 20位 ガブリエル・ガルシア=マルケス コロンビア ラテンアメリカ 39.5 1作 予告された殺人の記録 21位 カルロス・バルマセーダ アルゼンチン ラテンアメリカ 37.5 1作 ブエノスアイレス食堂 22位 マイケル・バー=ゾウハー イスラエル 西アジア 37 2作 エニグマ奇襲指令 パンドラ抹殺文書 23位 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 南欧 34 1作 イデアの洞窟 アンドレアス・グルーバー オーストリア ドイツ語圏 34 2作 夏を殺す少女 黒のクイーン 25位 ホルヘ・ルイス・ボルヘス アルゼンチン ラテンアメリカ 33 2作 伝奇集 砂の本 26位 寵物先生(ミスターペッツ) 台湾 東アジア 30 1作 虚擬街頭漂流記 オルハン・パムク トルコ 西アジア 30 2作 わたしの名は赤 白い城 28位 ジョー・ネスボ ノルウェー 北欧 29 3作 ヘッドハンターズ スノーマン 29位 ドナート・カッリージ イタリア 南欧 28 1作 六人目の少女 ボルヘス&カサーレス アルゼンチン ラテンアメリカ 28 1作 ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件 ※「ホルヘ・ルイス・ボルヘス」と「ボルヘス&カサーレス」は別作家扱いにしている。アドルフォ・ビオイ=カサーレス個人の獲得ポイントは15ポイント。 関連ページ フランスミステリベスト100
https://w.atwiki.jp/mystery2ch/pages/38.html
2010年11月5日作成 最終更新:2010年11月6日 ミステリー板のスレッド「2chが選ぶこのミステリーがすごい!」より。 対象作品は奥付表記が2005年11月~2006年10月の広義のミステリー作品 投票者は6作品以内で順位をつけて投票すること 1位は10点、2位は9点~6位は5点で集計 各作品への1行コメント集 国内編/海外編 ※引用したレス内での作品名や著者名の誤表記に関しては、特に断りなく訂正している場合がある。 48 :集計人マジック ◆HAGEkUFLrE :2007/01/16(火) 00 54 32 ID AtJT+78d というわけで、2chが選ぶこのミステリーがすごい! 集計結果発表です このようになりました 1位 道尾秀介「シャドウ」56P 2位 三津田信三「厭魅の如き憑くもの」46P 3位 米澤穂信「夏期限定トロピカルパフェ事件」43P 4位 乙一「銃とチョコレート」37P 5位 道尾秀介「骸の爪」34P 6位 道尾秀介「向日葵の咲かない夏」28P 6位 海堂尊「チーム・バチスタの栄光」28P 8位 大山誠一郎「仮面幻双曲」27P 9位 宮部みゆき「名もなき毒」26P 10位 法月綸太郎「怪盗グリフィン、絶体絶命」24P 49 :集計人マジック ◆HAGEkUFLrE :2007/01/16(火) 00 57 19 ID AtJT+78d 貫井徳郎「空白の叫び」23P 西尾維新「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」23P 香納諒一「贄の夜会」22P 平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」20P 三津田信三「凶鳥の如き忌むもの」19P 石持浅海「顔のない敵」15P 鳥飼否宇「激走 福岡国際マラソン」13P 島田荘司「UFO大通り」13P 50 :集計人マジック ◆HAGEkUFLrE :2007/01/16(火) 00 58 12 ID AtJT+78d 9P 井上夢人「the TEAM」 劇団ひとり「陰日向に咲く」 北國浩二「夏の魔法」 8P 大倉崇裕「福家警部補の挨拶」 島田荘司「犬坊里美の冒険」 小川一水「天涯の砦」 7P 伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」 深谷忠記「毒」 田中啓文「落下する緑」 柳広司「トーキョー・プリズン」 51 :集計人マジック ◆HAGEkUFLrE :2007/01/16(火) 01 00 51 ID AtJT+78d 6P 京極夏彦「邪魅の雫」 山本弘「アイの物語」 今邑彩「いつもの朝に」 5P 大岩正幸「ポワロック氏の事件簿 迷宮のレティーシア」 建倉圭介「デッドライン」 綾辻行人「びっくり館の殺人」 薬丸岳「闇の底」 辻村深月「ぼくのメジャースプーン」 我孫子武丸、他「気分は名探偵」 52 :集計人マジック ◆HAGEkUFLrE :2007/01/16(火) 01 03 40 ID AtJT+78d 海外は票数の都合で点数のみ デイヴィッド・アレクサンダー「絞首人の一ダース」26P マージェリー・アリンガム「屍衣の流行」10P ジェイムズ・カルロス・ブレイク「荒らぶる血」10P ハーラン・コーベン「イノセント」9P ミルワード・ケネディ「スリープ村の殺人者」8P P.G. ウッドハウス「エムズワース卿の受難録」8P アダム・ファウアー「数学的にありえない」7P ジャック・リッチー「10ドルだって大変だ」7P リチャード・ハル「善意の殺人」7P ロジャー・スカーレット「ローリング邸の殺人」6P ラング・ルイス「死のバースデイ」6P リック・リオーダン「殺人鬼オーストゥンに帰る」6P リチャード・マシスン「不思議の森のアリス」5P クリフォード・ウィッティング「同窓会にて死す」5P リチャード・マシスン「奇術師の密室」5P
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/40.html
ここでいう「韓国ミステリ」とは、「韓国の作家が書いたオリジナルミステリ」のことであって、「韓国を舞台にしたミステリ」のことではありません。 1.韓国ミステリ概観 韓国ミステリ界の基本情報 韓国での推理小説の刊行状況(2008年)(2009年11月9日、11月10日) 当サイト開設当初の記事。当時所持していたごく少数の資料をもとに、韓国ミステリ界の基本情報や年間のミステリ刊行数、その内訳(韓国国内作品・翻訳作品)などについて書いている。 韓国ミステリ史 『韓国ミステリ史 第一章』(20世紀初頭~1930年代) 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【1】』 『韓国ミステリ史 特別編 - 金来成(キム・ネソン)(1909-1957)【2】』 『韓国ミステリ史 第二章』(1940年代~1960年代) 『韓国ミステリ史 第三章』(1970年代) 『韓国ミステリ史 第四章』(1980年代~20世紀末) 『韓国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) ※未公開 金来成についての記事は2011年6月公開。2011年11月以降、「韓国ミステリ史 第一章」から順次公開予定。 韓国における年度別ミステリランキング 韓国のWebサイト「ハウミステリ」で実施された2011年ミステリランキング (2012年2月2日) 韓国のミステリ情報サイトで実施された年度別ミステリランキング。過去のランキング結果も掲載。 韓国ミステリを知るための日本語文献 韓国ミステリについて知るための資料リスト - 文献リスト+解説。最近は更新していません。 韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史 2.実際に韓国ミステリを読んでみたい方へ 邦訳 韓国ミステリ 読書案内 原書 1930年代の朝鮮京城を舞台にしたシャーロック・ホームズパスティーシュ『京城探偵録』 (2010年12月10日) 韓国の推理小説アンソロジー 韓国で2008年に刊行された韓国オリジナルミステリ27タイトル全紹介 (※内容紹介もするつもりでしたが、現在のところ、ほぼタイトルを羅列しているのみ)(1)アンソロジー編 (2)現代を舞台にした長編ミステリ編 (3)歴史ミステリ編 (4)国際サスペンス編 3.日本ミステリ in 韓国 韓国における日本ミステリの翻訳出版の現状 (2012年9月20日) 出版作品リスト2009年に韓国で刊行された日本の推理小説 (2009年の韓国のミステリ刊行状況 含む) 2010年に韓国で刊行された日本の推理小説 ※途中まで 日本ミステリを対象とする年度別ランキング in 韓国日本のミステリ、海外で人気があるのはどの作品? (2009年 韓国編)(Togetter) 日本のミステリ、海外で人気があるのはどの作品? (2008年 韓国編)(Togetter) 韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」で実施された2011年日本ミステリランキング (2012年2月17日/過去のランキング結果も掲載) 韓国語に翻訳された日本の探偵作家の作品一覧 (2011年9月5日) 江戸川乱歩の韓国での受容 (2011年11月13日) 韓国のミステリレーベル《BOOK HOLIC》刊行作品一覧 - 日本ミステリの翻訳レーベル。2008年5月~。 4.その他 金来成の小説 金来成「綺譚・恋文往来」 김내성 기담 연문 왕래 ※金来成が日本語で発表した作品 金来成「霧魔」(1939) 김내성 무마 ※拙訳 【翻案ホームズ】「まだらの紐」の朝鮮版翻案作品「深夜の恐怖」(1939年) ※拙訳 韓国唯一の推理小説専門誌『季刊ミステリ』関連記事 韓国推理作家協会のソン・ソニョン氏が語る「季刊ミステリ新人賞」(2010年3月31日) 季刊ミステリ新人賞受賞者リスト 韓国のミステリ雑誌『季刊ミステリ』 目次日本語訳 韓国のミステリ叢書の出版作品リスト 河西出版社《世界推理文学全集》(全20巻)、《河西推理選書》(全36巻) (1970年代) 《三中堂ミステリ名作》(全40巻) (1970年代末~1980年代初頭) その他 韓国推理文学賞 受賞作家 このアジアミステリを邦訳してほしい! (韓国編) 【Togetter】韓国のミステリ評論家・翻訳家 チョン・テウォン(鄭泰原/정태원)氏逝去 (2011年6月17日) 日本推理作家協会と韓国推理作家協会の交流 (2011年8月2日) 5.リンク 作家・評論家 초이's 미스터리韓国のミステリ雑誌『季刊ミステリ』(韓国推理作家協会編)の編集長パク・クァンギュ(朴光奎)氏と、推理作家チェ・ヒョッコン(1970年生)氏によるサイト。 손선영의 추리 미스터리 세상韓国推理作家協会会員、季刊ミステリ新人賞受賞者のソン・ソニョン(1974年生)氏のサイト DJ's Paradise / Twitter @ekkamuthホームズのパスティーシュ『京城探偵録』で2009年にデビューした本格推理作家ハン・ドンジン(韓東珍、1972年生)氏のブログとツイッター 극한추리 hansang's world-추리소설 1000권읽기 / Twitter @Seolhongjuハン・ドンジン氏の弟、ハン・サンジン氏のブログとツイッター。『京城探偵録』の原案担当。 정석화_추리소설가 / Twitter @mystery_writer_韓国推理作家協会編のアンソロジー『今年の推理小説』などに寄稿している推理作家チョン・ソックヮ氏のブログとツイッター 出版社 vichebooks / Twitter @vichebook『警官の血』、『告白』、『私が殺した少女』、『巷説百物語』などを刊行している出版社 Sigonsa『斜め屋敷の犯罪』、『生ける屍の死』、『サクリファイス』、「亜愛一郎シリーズ」などを刊行している出版社 bookholic サイト1、サイト2 / Twitter @bookholic_1米澤穂信、北山猛邦、道尾秀介らの作品を刊行している出版社 booksfear乾くるみや松本清張の作品を刊行している出版社 sijak 시작의 장르문학 클럽 (Sijakのジャンル文学クラブ)『新世界より』、『隠蔽捜査』、『死の泉』などを刊行している出版社 golden gaji サイト1、밀리언셀러클럽 카페(추리,미스터리,스릴러,SF,호러 소설) (ミリオンセラークラブ カフェ(推理、ミステリー、スリラー、SF、ホラー小説))『天使のナイフ』などを刊行している出版社 ファン交流サイト 日本 MYSTERY 즐기기 HOWMYSTERY.COM ネット書店 アラジン (>推理文学・ミステリ、新しいものから順に一覧) リブロ (>推理・スリラー、売れ行き順一覧) 台湾ミステリ紹介 目次へ 中国ミステリ紹介 目次へ
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2014年10月7日 ※作成中 Index 南アフリカ(1)アフリカーンス語作家 (2)英語作家 エジプト アルジェリア 南アフリカ (1)アフリカーンス語作家 デオン・マイヤー『流血のサファリ』【上下巻】(大久保寛訳、武田ランダムハウスジャパン、2012年5月) 『追跡者たち』【上下巻】(真崎義博、友廣純訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年6月、作家名表記「デオン・メイヤー」) 『デビルズ・ピーク』(大久保寛訳、集英社文庫、2014年11月◆予定) (2)英語作家 ロジャー・スミス『血のケープタウン』(長野きよみ訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2010年6月) 『はいつくばって慈悲を乞え』(長野きよみ訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年3月) ローレン・ビュークス『ZOO CITY』(和爾桃子訳、ハヤカワ文庫SF、2013年6月) 『シャイニング・ガール』(木村浩美訳、ハヤカワ文庫NV、2014年2月) エジプト 「中東ミステリ邦訳一覧」を参照のこと。 アルジェリア 「中東ミステリ邦訳一覧」を参照のこと。 関連ページ アフリカのミステリー小説!? (Togetter) 北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 非英語圏ミステリ各種リスト